本日、宮様の部屋と、奥の部屋(書院造り)の、障子の張り替えが終了し、障子がとても綺麗になりました。
1)障子の建てつけ作業は、東京からこられた経師屋さんにより、以下のように行われました。
①新たに入れた障子が特に問題ない場合は、蝋で敷居(上下)の滑りを良くして作業終了となります。
②しかし、大抵は歪みがありますので、障子の傾き加減を見定め正しい位置になる様に調整します。
調整方法は、薄い板を小さく切って上または下の框に打ちつけ歪みの補正をします。
③歪みの程度に応じて板厚や貼り付ける板の位置、滑りテープの使用などにより歪みを修正していました。
2)作業時のスナップ写真と、本日の梅の開花状況も写真添付しましたのでお楽しみ下さい。
注:雨岳文庫(山口家住宅)の情報は下記HPを参照ください。
URL http://www.ugakubunko.com