雨岳ガイドの会の3月のウォークでは「水陸交通の要所・厚木と渡辺崋山」を訪ねました。一般の方31名とスタッフ11名が3グループに分かれての歴史散策でした。天候も私たちのウォークの時だけ晴れ間もあり参加された方の普段の行いが反映されたのではと思いました。今回も本会の顧問の「厚木の渡船場跡」の説明が好評でした。又岡田の「長徳寺」様ではウォーク者全員に飲み物とお菓子の準備をいただいたばかりか本堂にあげていただき、奈良の東大寺の棟梁を務めた手中明王太郎の手による建築の素晴らしさを堪能させていただきました。
▼相模川、中津川、小鮎川が合流するこの地は「厚木の渡し」と呼ばれ江戸時代から
交通の要衝でした。渡辺崋山もここを渡っています。

▼顧問が前日に準備頂いたA3の大きな絵図が皆様の理解を深めているようです。

▼「厚木の渡し」を管理していた溝呂木家の庭には「東照宮」があります。家康も
ここで休息をとっておられたようです。

▼小江戸と呼ばれたこの地は烏山藩(栃木)が管理する土地でした。この地には
烏山藩の役所があったことを説明しています。

▼厚木の岡田の「長徳寺」の立派な本堂です。良弁さんと共に奈良から下られた
宮大工・手中明王太郎が偲ばれる造りでした。
寺の墓地には渡辺崋山の手記に記されている侠客「駿河屋彦八」の墓の記念碑が建っています。
*戴きました甘いお菓子とお茶は、ウォークに疲れた体を癒してくれました。
ご配慮に感謝致します。 雨岳ガイドの会
*次回のウォークは4/16(土)です。詳細は添付の「チラシ」 ⑤ちらし⑤.docx の通りですが、開村400年を経た伊勢原はどのようなミステリーを秘めた村だった
ので しょうか?
*公益財団法人雨岳文庫(うがくぶんこ)のHPは下記です。
https://ugakubunko.org/ohp/ 続きを隠す<<