公益財団法人雨岳文庫・雨岳ガイドの会は10月19日(土)に恒例のウォーク「厚木と渡辺崋山」を行いました。以前も訪れている場所ですが、行く度に新たな発見があるようです。会のスタッフからの投稿を掲載します。参加者21人とスタッフ13人の34人で歩きました。
▼最初の訪問地は、旧厚木の渡しがあった場所の堤防で、相模川を前に
諏訪間顧問の講座「相模川と厚木宿」が行われ好評でした。
▼渡辺崋山が宿泊した「万年屋」跡です。崋山はここで、厚木の知識人との親交を深め、
「厚木六勝」を描きました。
▼最勝寺では本堂に上がらせていただき、ご本尊の阿弥陀様を拝みました。
▼熊野神社:古くは厚木村の総鎮守でした。明治6年に厚木神社に合祀されましたが、
明治中期に疫病が流行し、やはりこの地になければならないとして再奉祀されました。
*この後、石造馬頭観音の安置場所を訪ねました。馬頭観音は、魔を馬のような勢い
で打ち伏せ、慈悲の最も強いことを表すといいます。江戸時代には馬の供養と結び
ついて信仰されるようになりました。
*次に三島神社を訪ねました。雨乞い祈願のため伊豆の国三島大社を勧請したと
伝えられています。ご神木は榎の大樹です
▼厚木市岡田の長徳寺では本堂に上がらせていただき住職の方からご説明をいた
だいた上に、訪問者全員にお茶とお菓子を振舞っていただきました。今回の
ウォークの最後の訪問地であり皆さんお疲れのところでしたので、とても有難く
感謝の気持ちでウォークを〆ることができました。
*次回のウォークは12月21日(土)に善波太郎の足跡と歴史と古代の道を尋ねます。
皆様と共に史跡を巡ることを楽しみにしています。詳細は次のチラシをご覧ください。
⑬ちらし⑰善波太郎の足跡(標準).docx
公益財団法人雨岳文庫(うがくぶんこ)
https://ugakubunko.org/ohp/
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