連日の冷たい雨にもかかわらず、カラリと晴れた日曜日、雨岳文庫 山口邸の竹垣を利用して
「建仁寺垣」作りの実習体験をしました。
雨岳文庫の梅畑。菜の花と大山で春満開。

瀬戸先生の竹垣作り。「楽しく、安全に」がモットーでした。

2種類の竹の紹介。左側:孟宗竹(モウソウチク)節の間が狭い。
右側:真竹 (マダケ) 節の間が広い。
(さらに右側のものが基準の長さのバカ棒)

「基準棒(バカ棒)」の長さにあわせて竹を切ります。

特殊な道具を使って、竹を割ります。

この道具を使うと、小学生でも割ることができました。

残った節の部分をきれいにナタを使って削除しました。

基準棒にあわせた材料(立子)が出来たら並べてみます。
その時に、立子の上下が逆さまになっていないかを厳重に注意します。
節が隣どうしで会わないよう(節合わせ=不幸せ)にならないよう気を付けます。
又、節を4つ並べて(四節合わせ=幸せ)になるよう願いを込める、というおしゃれもしました。

立子の裏と表側に人を配置し、20番の針金で横柱に巻きつけてゆきます。
節を4つ並べてみました。今度雨岳文庫に来たら見つけてください。

横にして使う押縁と、上に被せる玉縁を長い竹を半割にして作ります。
両足を左右に開いて上手に割りますが、途中でずれが出来た時は、節を押さえなが
ら調整してゆきます。
その後、シュロ縄で飾り結びをしますが、この結び方がなかなか大変でした。
飾り結びの習得
先ずは「鵜の首結び」をマスター。その続きで「男結び(イボ結び)」。
その次に、「玉結び」と覚えて行きました。

飾り結び習得はハードルが高かった。

黙々と結びました!

達成感たっぷりの雨岳文庫の「建仁寺垣」ができました。
後、15メートル位古い部分が残っています。再度挑戦の日も近いでしょう。

筍が竹垣になります。食べるだけではないですね。昔の知恵は凄いです。

雨岳文庫ランチ
筍の煮物 筍のお味噌汁、かんきつ類のピール、金柑の甘露煮
旬のお味が続々でした。

西富岡の畑で、種蒔の用意をしました。
2週間前に作った堆肥が、ホワホワと湯気を出していました。

参加者数
雨岳自然の会 会員14名、非会員3名(子供1人)続きを隠す<<