晴天の6月7日日曜日、雨岳文庫の梅畑は梅の実がたわわになっていて今年は大豊作のようです。
(昨年は不作のため、梅狩り体験は中止でした。)
一年ぶりの梅狩りを、待ちに待っていた方や、梅狩り初参加者も加わり、総勢90名を超えるお客様を御迎え致しました。

小さなお子様連れの方やシニアのご夫妻、お一人様でのご参加等色々な方々に体験していただきました。
先ずは、ご当主山口匡一氏から、楽しい梅もぎの秘訣を教えていただいてからスタートです。
(梅の実は枝先に向かってもぐと美しく採れるとか・・)

すぐに梅をもぎたい人は、梅畑に直行。青梅を利用して煮梅の作り方の講習を受けたい方には「煮梅の作り方講座」
が開催されました。講師は伊勢原にお住まいで、毎年青梅のおいしさを追及している斉木みどりさん。
煮梅は「優しく、優しく」扱うと、きれいな形のままで1年間は冷蔵庫で保存可能になるそうです。
受講生はみなさんとても熱心で、帰宅後煮梅作りに挑戦し、素敵な初夏の時間を過ごされるのではないかと思われます。

煮梅を作るには、やはり無傷で形の整った青梅を使います。プロがもいだ厳選梅もご用意しました。
細い待針を使用して、針で梅の実を50回も突きました。この作業は外せません。試食もあり大盛況の講習でした。

地場の食品を加工したものが、雨岳文庫クラブの方から格安で販売。すぐに売り切れてしまったものもありました。

こちら梅林です。この緑の中で、伸びやかに梅の実を採るのはとてもゆったりとした時間です。
子ども達にも全員に斉木みどりさんの寒天煮梅がふるまわれた。
うっすら汗をかいていた子ども達は大喜びでした。

こんな風に、手を伸ばして採ったり、落ち梅を拾ったり、カゴ一杯に摘んだら、約12Kg程の重さになりました。

子ども達向けのサプライズとして、ポン菓子を作って食べてもらいました。
現今ではなかなか珍しい機械です。試行錯誤を繰り返し最近やっと安定供給が出来るようになりました。
お米がこんな風になるのを見つめる子ども達の驚く顔が大人の笑顔を誘いました。

収穫梅を計量する者、梅味噌を試食していただく者、受付で頑張る者、ポン菓子製造担当等、
当日の裏方達。皆一緒に楽しめました。ご参加の皆様ありがとうございました。

日曜日の雨岳文庫は、色づいた梅の実の他に、菖蒲、水連の花が咲き、栗の花もたわわに風になびいていました。

参加者数 雨岳自然の会 会員34名 一般58名
(大人74名、子ども18名)総勢92名
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