12/4(土)に恒例の林家たけ平師匠の落語独演会が代官屋敷・山口家住宅にて開かれました。何時ものように冒頭は観客との軽妙なやり取りから入り、天国へ誘う「ご血脈」により皆天国へ行ってしまい、閻魔さまが地獄へのお客様がこないと嘆いている。という楽しいお話。本題はどうしようもない酒飲みの棒手振り(天秤を担いて魚などを売り歩く)が、酔いどれ気分で芝浜で拾った42両入りの財布を夢と思い込ませる妻の機転により、3年後の年末は借金取りから逃げ回っていた棒手振りの夫が、穏やかに人の気持ちを思う年の瀬を迎えられるようになり、奥様に心から感謝する。という年の瀬に相応しい人情噺「芝浜」でした。
▼熱く語りかけ、15名の観客を噺に引き込むたけ平師匠です。演目の最中の撮影は
控えさせていただいています。
▼高座や舞台づくりの支援をされている雨岳文庫「友の会」の皆さまとも仲良しです。
▼山口家住宅の裏庭からの紅葉と竹の緑も
高座舞台の雰囲気を醸し出しています。*来年度の林家たけ平師匠の落語独演会は下記です。
4/30(土) 山口住宅 午後1時開演
8/27 同上
12/10 同上
*噺の時代背景が感じられる古民家で絶妙な語り口で語られる落語は新鮮です。
ご来場をお待ちしています。
古典芸能を守る会 厚木たけ平の会 佐藤智加子 090-1802-7091
公益財団法人雨岳文庫(うがくぶんこ)
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